メイクアップ六本木



january 24.2018



本年度最初の、メイクモデルさんです。

2010年登場の時の、10代後半の画像未だに使い回していてごめんなさい(笑

何気なくLINEで、新宿のピンクイルミネーションでメイク撮影する〜っと聞いたら、するというので今回メイク後、真冬の寒風吹き荒む中撮影を行いました。

このメイク前の画像は18歳の時ので、本人はすでに26歳と大人になっています!!
見比べると、本当に大人になったねって感じですよ〜^^

←メイク前の、スッピンです。


 

冬のイルミネーションでの撮影は、六本木ヒルズのけやき坂で撮ってきましたが、昨年末のモデルさんが新宿でピンクイルミネーションがと言って知りました、撮影場所新宿です。 そしてこの週は、今冬最強寒波到来ということでマジ寒かったのです!! 最初は我慢できていたようですが、撮影が進むにつれてモデルさんの顔が・・・口元は笑っているのですが、目がつり上がり眉間にしわが入ってきたのでキリのいいところで引き上げました(汗 先週までだったらまだよかったけど、月曜に雪も降り積もり二日後まだ雪も残っていますから風がきつかったです。 しかしこれまでにも、同じようにして冬の野外撮影をこなしてきていますから!! 私も、久しぶりにカメラを持つ指が固まってしまいました・・・以前も、こんな寒さの中で同じようにモデルさんが、もう無理帰りたい〜あと少しで終わりにしようねって嘘ついてガンガン撮ってましたが、この日はサクッと切り上げました、だってまじ寒かったですから!!


今時はメイク薄いのが流行りなので、今回も薄いです(笑 この子も以前はメイク濃かったし、恋メイクが好きだったのですが・・・自分でも、最近はもうメイク全然薄いって言ってました。 私としてもできるだけ今風に作っております、でもナチュラルなメイクは工程がナチュラルでやった感がない!! 作り終えてもなお、まだやることあるんじゃないかと未だに考えてしまいます(笑 このHPを作り出した頃に戻った感じです。 ベースメイクは、これまで培ってきた作り方なので、極端に言えばベースの段階で出来上がったという感じです。 ベースメイクがきちんとできていれば、あとは簡単ですから・・・しかし、眉は剃るなよって言いたい(汗 眉がある子だと、その眉をもとに作っていけばいいのですが、時にこの子のように眉を落としている子がいるので・・・今回思ったのは、このような場合は眉を最後に作る方がメイクを作りやすいかなと感じました。


眉は英語でアイブロー、眉は主役ではないのですが、脇役の中でも特に大事な存在!! 太さ・長さ・山のポイントなどで色々な表情を演出することができます!! いわば引き立て役と言えます。 今回のアイメイクには、冬の寒さと春の近さを表現するためにアイスミントを使いました。 アイホールには、いつも使う色とは別にゴールドがかったベージュピンクを使いました。 この子、鼻筋が通っているから、このくらいで自然かと思うので強調しすぎずできるだけナチュラルという事です。 瞼は、ミントグリーンとピンクの対比で冬と春を表してあるのです。 今一番考えるのは、下まぶたのキワをいかにして作るか?? 今までは黒のアイライナーで色を入れてましたが、今のご時世でしたら私としてはブラウンのアイライナーを入れて行きたい。 ブラウンでしたら黒ほど濃い感がなく、程よいとお思います&物足りなさをも満足させるのではないかと考えてます・・・その前に、ブラウンのアイライナーを持っていないので!!買う事が先決なのですが(笑


今回は、下瞼にはアイホールに入れベージュピンクを引いてあります。 その上から、ホワイトパールものせて今時っぽい感じに作りました。 付けまつ毛は、モデル持参を使用です。 付けまつ毛を使う方は多いと思いますが、この場合は必ずビューラーで自まつ毛をあげてください・・・自まつ毛を上げないまま、付けまつ毛を付けると二枚貝のようになってしまいます!! 仕上げにマスカラで、自まつ毛と付けまつ毛を密着させていった感を持たせないとダメです。 ビューラーで上がらないとかで、雑誌などで時折見かけるのがライターでビューラーを温めてからとか書いてあったり!! 危ないからやめましょうねそういう事は、そんな時に便利なのがヒーター式の電気で温めてまつげを上げるやつを使いましょう・・・火傷する心配もないですからね。 ビューラーの使い方、自分で自分のまつげを上げるのも怖いと思うのですが?? 私は、やってあげるほうなので本当に怖いです!! 初心の頃は、痛い〜っと・・・今ではもっぱら、自分でやってもらいますけどね(笑


まつ毛のあげ方でのポイントを書きます、瞳の中心部分を一番くるんとカールアップさせると、目が大きくなります!! 目尻側を外に流せば大人な印象に変わります。 その場合にアイライナーも加えて、瞳の中心辺りを少しだけラインを太くするとさらに目が大きくなります!! アイラインと話が移ったので確認です、付けまつ毛をつけてそのままな人いますか?? それは手抜きです!! 目を節目にした瞬間、見られるところです、気を抜いてはいけません・・・付けまつ毛をつけたら、肌と付けまつ毛の境界線にアイラインを必ず引いてください。 これも、一体感だとお考えください。 そんなついでではありませんが、工程を書きますと、ペンシルのアイライナーで上瞼のきわ(まつ毛の根元)を埋めていくようにラインを入れます。 これは、目を開いた時にまつ毛の下に白い部分をつくらいようにです・・・抜けに見えてしまうので、この部分きちんと埋めます。 次の工程は、付けまつ毛を付けるのでしたら、そのままアイシャドーに移ってもOK!! マスカラで仕上げるのでしたら、ラインの上から同色のシャドーでアイラインと肌の境をぼかします。


上段より続き: アイラインの工程が終わってから、上瞼のきわからアイシャドーをのせます。 今回のメイクでは、ミントグリーンのアイシャドー1色だけでアイホールまでグラデーションさせてあります。 アイメイク完成後に、付けまつ毛をつけてから最後の仕上げに、ジェルアイライナーで付けまつ毛との境界線にラインをひいいて完成です。 なおここでは、最後に冬を意識してホワイトパールをまぶたに重ねてあります。 注意:付けまつ毛後のラインは、付けまつ毛とまぶたの肌両方にかかるようにラインを入れてください!!
メイクって皆さん毎日やってるでしょうけど、こう言葉で書くとややこしいですね(笑 起きてから、学校や会社へ出る前のメイクの時間て本当に面倒ですよね!? 時間がない中で慌ててメイク・・・気がつくと魔日メイクが同じとかってありませんか?? そんな方がいましたらこうしてください、その日に着る服の色にアイシャドーの色を合わせるようにすれば、それだけでも毎日のメイクに小さな変化を持たせることができます・・・この考えは、メイクモデルのコーナーでも私が実践している部分でもあります!!


黒髪
上段より続き:洋服の色に合わせられるのであれば、リップの色味を合わせてもいいんですよ。 アイカラーか、リップカラーどちらかを洋服の色に合わせるということです。 実力者であれば、この反対の対比で服の色とポイントメイクの色を組み合わせるのも楽しいでしょうね。 今回のメイクというか、私のメイクは基本的にピンクメイクがほとんどなのです・・・チークには始めにブラウン系をベースに乗せてから、ピンクのチークを重ねて作ります、最後の仕上げに違うピンクのチークで仕上げます。 リップの色に関しても、ピンク系が多いですね!! 私の基本としては・・・好みになるのか??・・・ホワイトなピンクって感覚わかってもらえますか??ミルキーピンクって表現がいいかな?? そんな感じのピンクが好きです。 簡単にピンクリップと言っても、今回のリップメイクでも使っている物は多ですよ。 最初にホワイトピンクのペンシルで、唇全体を塗りつぶしてからMACのシスをベースに塗ってから、MACのサンジェルマンを重ねて(重ねる量でも変わる色味)最後にMACのタナラマを唇中央部に乗せる。 最後の仕上げに、MACの透明グロスをのせて完成となっています。


SNSなどで時々何を使っているか、質問が来るのですが・・・複雑な工程で作るので回答に苦慮します(汗 こう書いただけでも、何となくわかった感じがしても絶対に理解できませんでしょう?? または何故そんな面倒なことをするのかと思う方もいるでしょう?? プロとしてのこだわりというだけです・・・誰でもできてしまう色では、誰が作っても同じでしょう??・・・プロとして、私でないと作れない色を出していく・・・それがプロだと考えます。 リップメイクの色を作るのに、ほとんどのプロでも色を手の上で混ぜて作るのが基本ですが、私は色を唇の上で混ぜて行ってちょうどいいところで仕上げるという私独自の作り方をしています。 なので、同業者には見せたくないのですが・・・見られると・・・そんなやり方があるんですね!!・・・企業秘密(笑 

 

最後に写真のことを書きますが、困ったもんだ!!・・・私の使っているレンズは、オートフォーカスではなくてマニュアルなのでファインダーを覗きながら、ピントのリングを回しながらピントを合わせるのですが・・・かなり老眼も来てか(汗・・・ピントを外す確率が高くなって泣きたいところです!!シャッターを切りながら、ピント合っていると思い切るのですが・・・ピント来てないのが多い!! こればかりは・・・困った。 カメラマンなどの解説などを読むと、まつ毛にピントを合わせるとかあったりするのですが・・・私としては、眼球に(瞳)ピントを合わせたいんです。 今ほとんどの子がカラコン使っているので、瞳にピントを持ってくるといい感じになるんです・・・あくまでも、個人的なことですので。 このように、通行人が当然入ってくるのですからピントは汗目にするんですね〜そうすると、ピントが合う深さが浅くなって少し自分が前後に動いてしまうだけでもピントがずれることもありますけど・・・それは言い訳です(笑 ピントの合う範囲を浅くすることで、通行人をぼかしてしまえばこうして公開しても肖像権問題もなくなります。