メイクアップ六本木



december 7.2014



気がつけば2014年も、残りが本当に無い事に気がつきました(汗 本当に気がつかなかったんですが・・・12月に突入していたなんてねマジ驚いた!! 今回のメイクモデル制作は地元、茅野にて30代の方登場です。 メイクはブラウンメイク・・・不思議とこれまでに、ブラウンメイクと言う皆さんが一番多くしていると思うブラウンメイクを避けて来ました・・・と言うか皆が、ブラウンメイク普段からしてるから、私がまたブラウンメイク作ってもね〜って思っていたので、あえて作らずにいたのです。 しかし日本人の肌と、ブラウンと言う色はベストマッチな色なので、今となってブラウンメイクにこだわりだした私です(笑


メイクを説明する前に・・・撮影に当たり、冬の野外で日が落ちる前にと急いで15:00過ぎの野外です・・・まだ日が出ています、でも東京の真冬を軽く超えてます今回のモデルさんは横浜のご出身なので「関東の真冬の寒さを、軽く超えてるよね」・・・この言葉をわかってもらえる(笑 マジヤバいですよ長野の冬・・・これからが本番とかすでにしにたい(汗 今日思いました、冬の野外撮影は止めようと!! 写真撮る私もですが、撮られる方も笑顔とか引きつります・・・てかぁ〜凍り付きますって!! 私も油断しましたね、東京では気温にて上着を代えていたので今日はダウンを着て撮影に臨むべきでした・・・とにかく寒いの大嫌いな私、東京帰りたいよ〜(涙


ブラウンと言う色の化粧品は、皆さんも多くお持ちだと思います、私も色々と持っていますが・・・ブラウンに限ってこれまで、つぼにはまるようなブラウンに出会った事がありません(アイシャドーですが)アイメイクのメインの色となるブラウンが気に入るカラーが欲しい。 アイライナーを黒で入れていありますが、本当はブラウンのアイライナーを使いたい。 いつものようにアイホールの凹みを作ります使う色は、基本的にその方のお肌の延長上にある影になるブラウンとなります。 私の場合は、決まった色があり(メッチャ濃いダークなブラウン)、この色を乗せる量とぼかし加減で調節をして行きます、同色を使いノーズシャドーも入れて行きます今日はナチュラル感を持たせる為にノーズシャドーは薄めになっています。


瞼の凹みを作ってから、瞼全体にピンクブラウンを広げます。 普通のメイク手順ですと際を濃いブラウン、眉下にハイライトとなります。 お手持ちのシャドーのセットお持ちですか?? 開いてみて下さい、濃い色・中間色・淡い色(最後の仕上げの光り物)こんな感じに色が入ってませんか?? 使い方は先ほど書いたように、瞼全体に中間色を乗せて、瞼の際から二重相当の幅に濃い色を乗せて最後に眉下に白っぽい淡い色があると思うのでハイライトを入れる・・・これがパレットの、基本的な使い方です。 私は、濃い一色だけで瞼の際からアイホールまで一気にグラデーションを作ってしまいます、そうすると先に入れたアイホールの凹みとぶつかります!! この境界線をどう処理するかここが難しい所ですね。 その部分の作り方で、メイクイメージが変わります。


チークは、テラコッタ系を入れてから仕上げとアクセント的にピンクを重ねてあります。 チークとは英語でそのまま頬ですが、入れる目的は、最初ベースメイクの段階で肌色を均一に整えてしまいます、この行程にて頬の赤みも消してしまうので後から戻す行為です。 面倒な事するなと思うかもですが、ベースメイクの段階で肌の赤みなど消しておかないと綺麗なお肌を作る事が出来ませんからね!!もう一つ私としてはチークの役割は、顔全体のシェーティングの為のベースとも考えています。 そこで覚えておいて欲しい事は、チークは内側から外側に入れ、シェーティングは外側から内側に入れる。 雑誌などで色々書かれていたりもしますが、私の理論が正解だと思います。 チークは濃い部分が頬中央辺りとしますと、頬から輪郭に向けて薄くなるものです、チークを入れて耳の辺りが濃くなる入れ方はあり得ませんよね?? 色のポイントが内側になるので、最初にブラシを置く一が内側、そして外側にブラシを流す。


シェーティングは逆に、顔の外側を暗く落として作って行くのでブラシを最初の置くのは外側になります。 ブラシに粉を付けて一番最初に置く部分が一番濃くなるから・・・だからシェーティングは外側から内側に入れます。 シェーティングは、顔の輪郭を作る作業になります、使われだしたのハリウッド映画の時代からです。 映画で使われるライトで、顔の凹凸がなくなりフラットになってしまうため立体感を取り戻す為に使われだしたテクニックなのです!! ですが、近代のメイクにおいてもメイクを理論で語るにおいて、立体感を表現する事にかわりはありません。 光を受けて輝く部分は(ハイライト)より輝かせ、影となる部分は(ローライト)より低く見えるようにするわけです。 そのような、高低の差を引き出し光と影を巧みに引き出し事がメイクとなります。


メイクがだいたい終わった時に、お子様に・・・お母さんどう??って聞いたら・・・かわいい^^ その言葉聞いた時点で、メイクして良かったと思いました。 女性は子供が出来ると母になり、ともすると自分が女性であると言う事を忘れがちになります!! しかし、子供は自分のお母さんが綺麗で居てくれることを望んでいたりもしますし、綺麗な事を自慢にも思うものです。 お子様をお持ちの方々、お子様の自慢のお母さんである為に少しでも綺麗にいられるよう頑張って下さい。 今回野外撮影メッチャ寒くて私も死にそうでしたが(汗 撮られる側も笑顔どころじゃないですよね・・・笑顔も凍えています、白バック用意した訳でもなくただの雪で白だけだし!!最後のぼくちゃんにお母さんと一緒に撮ろうって言ったら・・・お母さんも、とびきりの笑顔が出ました。 寒い中、ご協力頂感謝致します。